8月16日(土)〜18日(月)
先日お菊さんとお岩さんを混同していた人がいて、その認識(井戸でお皿を数えるのはお岩さん)はいくらなんでもない、という話から有名怪談の話になり、子供向けの怪談の本などぱらぱら見ていたら、自分は別の話を牡丹灯籠の話と思い違いしていた事に気付いたのですね。
暑気払いの際にその話題になり、牡丹灯籠って絵師の父親が地獄絵だか死体絵描くために娘を殺す(そしてその娘が夜な夜な化けて出る)話だと思ってました……と、いう話をしたら冷静に「それは泉鏡花ですね」と言われて、泉鏡花も昔読んだな、どこから持ってきたんだその話と思ったけどその中にあったのかなと思ったのですが、芥川龍之介の「地獄変」じゃないか……? と今ちょっと調べてて思いました。
地獄変の娘は別に化けて出ないようですが(詳細記憶してないのであらすじしか見てない)。
思えば「地獄変」も「牡丹灯籠」も知ったのは団龍彦さんの本で知り、「地獄変」を買って読んだのでした。
その関係で混ざったのかもしれない。
牡丹灯籠はちゃんと何かで読んだことはそう言えばない気がする。
泉鏡花の方も気になる、どんな話だ。
「天守物語」とか「海神別荘」は記憶にあるんですが、私が読んだ本には他に何が入っていたのやら。
読んだ端から大枠とイメージ以外詳細を忘れていく私の頭ではこんなもんですか……。
地獄変は家にある筈なのでそのうち引っ張りだしてみようと思います。
8月19日(火)〜22日(金)
あの後泉鏡花と言った方から「やっぱり芥川龍之介だった」と訂正入りました。
やっぱり「地獄変」か。
ずっと工作してたので更新とか出来なかったです。
昨日終わったので一安心。
でも眠い……。
8月23日(土)〜31日(日)
23日と25日は帝劇で「ミス・サイゴン」観てました。
これで帝劇サイゴンは終わり、このあと地方公演となります。
なんか休日でも休めない日が続いてたから、少しお休みしたい。
夏休みもないんだもの……(T-T)
23日に帝劇に行く前に渋谷の青山GoFaに寄り、「十二国記」の挿絵を描いている山田章博さんの原画展に行ってきました。
画集が出たのを記念しての原画展です。
ビルの2階だったのですが、エレベーターに乗ったら1階の次が3階で、行き方がなかなかわからずうろうろしてしまいました。
エレベーターで3階→戻って1階→反対側の階段から2階へ行くとたどり着けず、向こうに見えたのでやっぱりこちらではないと1階に戻る→ようやく入り口発見、非常口みたいな鉄の扉から入り、その奥の階段から2階へ。
中二階みたいなところで1階ホールの吹き抜けに面しており、狭いところに冷房なし、人沢山、冷風扇二台、ちょっと大変でした(^^;)
絵はきれいでした〜。
細かい、綺麗。
展示している絵は前半と後半で入れ替えられたので、一度しか行けなかったため半分しか見られませんでしたが、行けて良かった。
「風の万里 黎明の空」以降の作品がメイン。
講談社版の挿絵より新潮社版の挿絵の方が少し大きかったです。
これを見ると、つまり画集の絵は引き延ばして載っているわけで、講談社版を収録した第一集の画集より次に出る新潮社版の絵を収録する第二集の方がきっと綺麗に違いない。
一枚カラー原画がすごい傷だらけで驚いたものがあったのですが(画集の99ページに載っている絵)、これはそういう効果を狙ってわざと付けたのか、はたまた何かの事故なのかと思いましたが、画集見たらやはりそういう効果を狙ってわざと付けた傷だったみたいです。はっきり印刷に出てる。
書き下ろしのウェルカムペーパーをいただきまして、蓬莱での陽子の絵でした。
その原画も展示してあり、話の設定だとあり得ない陽子だけど小野先生や読者の皆さんが受け入れてくれますようにというようなメッセージが添えてありました。
特別な場だしこういうのもありだと思います。
今日は7月(サイゴン始まる前)以来一月半くらいぶりで録画しておいた「シャーロック・ホームズの冒険」見ました。
しばらく見てない&DVDに落としてないのでまた容量が減ってきてやばい。
減らしていかなければ。
森博嗣『「やりがいのある仕事」という幻想』読了。
森さんらしい考え方で面白い。いや面白いっていうのは変わってるということではないんですけどね。
だから小説の登場人物もこういう思考になるんだなと。
アトリエのドールハウス更新。
10日位で作ったエンジニアです。
頑張ったけど細部は微妙だ。でもこれでも苦労したのよ。
駒田さんページの出演記録更新とその他のお仕事にゲスト出演した岡さんのCDも追加。
ちなみに手元にCD届いてないので私はまだCD聴いてません。早く聴きたいな。