2006.3.11  ヴァンパイア・レジェンド

最初日記に短く書こうと思っていたのですが、ちょっと長めになったので劇場にページ作りました。
なので少し短めです。

スタジオライフの「ヴァンパイア・レジェンド」を観てきました。
「DRACULA」と「ヴァンパイア・レジェンド」の二本をスタジオライフでは今回同時にやっていたのですが、一度「DRACULA」観た事あるし(私のStudio Life初観劇作品)今回は「ヴァンパイア・レジェンド」のみ。
これはレ・ファニュの「吸血鬼カーミラ」を原作に、女性を男性に置き換えた舞台です(つまり、主人公も吸血鬼も男性)。
スタジオライフの公演久し振りに観ました、前に「トーマの心臓」観て以来です。
そしてここは女性客が多いのみならず、ロビーも独特の雰囲気が漂ってますね、いつもながら。
開演前に話していたのですが、今回の同行者は「ここの舞台って『色モノとして』面白いよね」、と言います。ひどい。でもその気持ちは解らなくもない(^^;)
今回の舞台は特にそんな感じが……。
及川さん見たかったので及川さん出演のチームで観てみました(演目一つにキャストの組み合わせが二種類あったので、回毎に役者が違う)。
舞台上にパソコンの乗った机があり、現代から話が始まります。
パソコンの画面上に見知らぬ城の画像が勝手に出てくる(客席から画面見えませんがそうらしい)ので、友人に相談して、パソコンを調べに友人がやって来る……のはともかく、そんな症状なのにどうしてパソコンの配線調べるだけなんだ。技師の癖にそりゃないでしょ……。
で、その画像の城が舞台となる話が始まります。
原作も女同士の微妙な話でしたが男同士も微妙だ(笑)。
なんというか……ところどころ笑っちゃいけないところで笑いがこみあげてきて……我慢。
舞踏会で何故か男同士で踊っている図を見ながら心の中で突っ込みを入れてみたり、いろんな意味で楽しかったです(注:これでも及川さん結構好きです)。
将軍が初登場した時は滑舌悪いというか口が回らないというか、何言ってるのか半分位……は言い過ぎか。三分の一位聞き取れませんでした(汗)
黒ずくめなゴシック衣装のゼーリヒ(「吸血鬼カーミラ」におけるカーミラにあたる吸血鬼)役の及川さんはなかなか良い感じでした。はい。
この舞台ではジョージ(語り手、てか主役)はゼーリヒが首切られた後に吸血鬼化しているっぽく、現代でパソコンの前にいる青年の所に現れて襲いかからんとするところで終わります。
この回はこの組み合わせでの東京千秋楽で、軽く舞台挨拶もありましたが、舞台挨拶は撮影可だったようで、デジカメやビデオカメラがあちこちで見られました。すごいなあ(自分がファンの立場なら当然やっていたでしょうが)。
私が観たのは主役二人が及川健さん&山本芳樹さんで、もう一方は笠原浩夫さん&曽世海児さんの組み合わせなのですが、身長も雰囲気も違うので大分感じの違う舞台になっていそうですね。それもちょっと見てみたかったかも。
「吸血鬼カーミラ」、高校の時一度読んだだけですがまだ持ってるので引っ張り出して読み返そうかな。

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