豆本 御朱印帳
お店で御朱印帳っぽい豆本が売られていたのを見て、作ってみたくなった蛇腹(折本)の御朱印帳の豆本。
その時売っていたのは記憶では多分6cm位の高さでしたが、これは4.6cmといったところです。
売っていたものは表紙が和紙でしたが布にしたかったので、しばらく良い感じの和柄の布を探しました。
小さいサイズに切り出しても雰囲気のある
(私の感覚で)良い感じの和柄の布ってなかなかないのですね。
「これ」というのを見つけるまでちょっと時間かかりました。
といっても結局100円ショップですが。裏はこんな感じ。
中の本文の紙は、障子紙と迷いましたが100円ショップの伊予和紙の折り紙です。
金銀の繊維(?)が散っているので何か書くには向きませんが、どうせ書かないし。
少し本文に対して表紙が大きかったです。ちょっと心残り。
表紙の短冊も同じ紙です。
広げるとこんな感じ。
本文は二枚合わさってちゃんと両面が表になっているので、前後どちらから開いてもOKです。
自分の持っている御朱印帳をスキャンして
縮小印刷してそれっぽくすることも考えましたが、面倒なのでやめました。
本文と同じ和紙折り紙の色違いで紙カバーも作りました(作ったという程ではない)。
通常の御朱印帳についているものと縦横は別ですが、豆本はこの方がいいかなと思って縦方向。
以下おまけ。
御朱印帳は細長い紙を蛇腹に折るのではなく、二つ折りの紙を張り合わせて蛇腹にしてあります。
今回は1枚の折り紙から6枚を取って、18枚(切る時にカッターがずれて失敗もしたので折り紙は4枚使いました)。
表紙の厚紙は、妙に分厚い1mm強の洋服のタグを切りました。
表紙にした布はちりめんででこぼこしているのでちょっと裏打ちしにくかったです。
本文の用紙を半分(手前側)張り合わせたところ。
なので良く見るとまだ貼っていない奥側は紙が浮いているのがわかると思います。
中表に二つ折りした紙の裏同士を貼り合わせていくことで表も裏も表(変な表現)となる蛇腹になります。
表紙の布を貼ったところ。
タグの印字が布の白い部分で透けるので、厚紙の表側には残った本文用の折り紙を貼ってから布を貼りました。
布を貼ったら中央部分に段差が出来るので、紙を貼って平らになるようにします。
縮緬なので普通の平らな布より余計に厚みがあって、最初白い画用紙1枚用意しましたが更に折り紙を1枚貼っています。
最後に表紙と本文を貼り合わせて重しを載せつつ乾いたら完成。
やっぱり折り紙一枚だと布がかなり透けますね。
見下ろす狛狐。