クロロック伯爵

From “TANZ DER VAMPIRE”

クロロック伯爵

先月、キューピー人形を土台にしてクコール人形を作りました。
結構大変だったんですよ。
そんな私に「伯爵もいると仲良しっぽくていいかも」という、
友人の悪魔の囁きが……。
そんな訳で作りました、クロロック伯爵。
こんな小さくて面倒なものもう作らないと思っていたのに……(^^;)
デザインは都合によりかなり簡略化&創作入ってます。




自己陶酔して歌ってみる。
マントは着脱可能ですが、これ以上は脱げません。
襟元から見えるのは紫色のサテンリボン。
上のボタンっぽいのはパールブラックのシードビーズです。



一人佇んでみる(墓場?)。
マントの取り外しが出来るように、どんなものでいかにして留めるか結構悩んだ。



パンフの写真の真似をしてみる。
ついでに、スキャナについてたソフトで写真に色付きの霧を出してみたり。


以下おまけ。

左はまだ髪の毛ついてない状態のもの。
穴が開かない程度にてっぺんの髪の毛をカッターで削ってから髪の毛貼りました。
チェーンもこの写真より短く切ってます。

「伯爵作るならクコールより大きくしたいよねー」という、これはまた別の友人の弁。
でも少しだけ大きいキューピーというのが少なくとも私の行動範囲内では売っておらず、良く考えてみると大きいキューピーだと頭とかも全体的に大きくなってしまうのでクコールとのバランスが悪くなる。
そんな訳で実はこれ、膝あたりでカットして中にストローを入れて3・4ミリ身長(というか脚)を伸ばしています。
ボンドで仮止めして、乾いてからモデリングペーストで固めました。
……でも完成すると何故かほとんどクコールと身長変わらなかった(涙)
フェルトの分頭に厚みがあるから?<クコール

マントは35ミリの黒いシルクサテンのリボンで出来ています。
手芸屋さんで買った時はこれでマントだけでなく服も作ろうかと思ったのですが、厚みがあって使いにくいし、切り口からどんどんほつれるしで無理だったので服は普通の黒い布です。
クコールはせむしにした都合で首を少し前に、俯き加減で固定しているので首回りませんが、伯爵は普通のキューピーと同じく首も動きます(もちろん両手は伯爵もクコールも動きます)。

この写真では眉がないのを見てもわかるように、今回も眉を描き直しています。
キューピーの眉ってなんだか可愛らしく弧を描いているので除光液で落として描き直しましたが、小さいキューピーの丸い顔に左右対称にきれいに描くの大変で……。
何度も描き直し、もう次からは可愛くてもそのままの眉でいこうと心に誓いました(次あるの?)。
睫毛は残しているのでバリバリです。
しかもクコールに使ったのと同じ店で買ったのに、前回は睫毛と眉は茶色、今回は黒で描かれていたのではっきりくっきり。
牙も描きました。
一番面倒臭かったのは髪の毛作り。
クコールは髪が短かったのでフェルト使ったのですが、伯爵の長髪をフェルトにするのもちょっといまいちと思い、うっかり糸にしたのが運の尽き。
少しずつ糸を巻く日々が数日。

作る元気があったらヘルベルトも作りたかったのですが、もうそんな根性はありません(^^;)
それにこれだけ衣装簡略化してしまうと、伯爵もヘルベルトも大差ないので。
キューピーだから顔は同じだし、黒に混じらせる糸をグレーから茶にすればヘルベルト? 位の勢いじゃないですか(っていうか、これも伯爵なんだか普遍的なイメージの吸血鬼なんだかっていう感じがしなくもない……)。
なのでここで終了です。

台のネームは前回と同じく簡易ステンシル。
ちょっと文字の上汚れたけどそこはご愛嬌。
伯爵ファンの先輩と「伯爵もあるといいよね」とそそのかした人(笑)にプレゼントしました。




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