2018.9.16 『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』&『Killer Rouge/星秀☆煌紅』
宝塚歌劇 星組の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』&『Killer Rouge/星秀☆煌紅』を観てきました。
これは原作が台湾の布袋劇と呼ばれる人形劇と日本の合同製作のTVシリーズの武俠ファンタジーで、とても好きな作品なので舞台化と聞いて頑張ってチケット取ったものです(発売数分で売り切れてましたよ)。
独自進化した人形も素晴らしいし、衣装も美しいんですよ。
日本で言うと文楽の人形が異次元的に原形を留めぬ進化をしたような感じですか。
宝塚歌劇生で見るの初めてだったので(大昔にTVでちょっと見たことはある)、これ見て宝塚にはまってしまったら(金銭的に)どうしよう、とちょっとどきどきしつつ、会場(東京宝塚劇場ではなく、日本青年館)へGo。
……駅からちょっと迷いました(反対方向へ行ってしまった……)。
衣装の再現度が素晴らしかった。まんまでした。
二階席だったのでオペラグラス使わなければ違和感なし。
口調なんかもわりと原作に寄せてる感じでした。
しかし、捲殘雲から始まるとは思わなかった。まあ、彼(礼真琴さん)と丹翡(綺咲愛里さん)は原作よりもクローズアップされるんだろうなと思っていたので想定の内ではありますが。
そして全13話の原作を1時間半にまとめているので基本は残しつつ色々略され、そこで一番蔑天骸(天寿光希さん)が割を食っているのが腑に落ちない……。ボスなのに……。
初っ端から蔑天骸出てこなくてその台詞を殘凶が喋ってるわ、殺無生と相討ちに近い形でやられるわ、宗主さまの雑魚化が酷い。
あとそのせいで殺無生(麻央侑希さん)の最期の台詞がなかったのは残念でした。
原作での鬼鳥さんとのやりとり(凜は一言しか返してないが)好きだったんだけど。
そして蔑天骸死んだ直後に鬼鳥さん(紅ゆずるさん)が本音駄々もれでキレてるところ、周りでみんな聞いてるけどねえそれでいいの?
捲殘雲がUPしてるついでに狩雲霄(輝咲玲央さん)の最期がちょっと良い方向に変わってました。
あっ、最期に良い人になってる……!
しかも狩雲霄は人形よりイケメンになってました。
しかし1時間半は短いなあ。
残りは『キラー・ルージュ』でレビューなので、どの人がどの役をやった誰なのかまったく判別出来ませんでした(羽根が一番豪華だったのは紅ゆずるさんだったんでしょうけど)。
レビュー無しで全部の時間使ってやればもうちょっと違う感じになったんじゃないだろうか。
そして、今回見て宝塚にはまったかと言うと、まったくはまらなかったです(そのことにちょっとほっとしています、お金ないし)。
却ってこういう思い入れのある作品でない方がはまれたのかもしれませんが、そもそもそういう作品では宝塚を見に行こうと思わないからなあ……。
あっ、主人公の片方に全く触れてない(^^;)
殤不患は七海ひろきさんでした。自分メモ。
ロビーにお人形展示されてました。
捲殘雲と丹翡の木偶初めて生で見た!
鬼鳥さんは宝塚衣装Ver.と通常Ver.と二体いました。
そして蔑天骸は一番端、なのは別にいいけど角で微妙に照明暗くていまいち写真が撮りにくい。
というかデジカメずっと調子悪くていまいちピント合わないんです、説明書見て設定直したりしたんだけどな。
帰って画像確認したら惨憺たるものでした……(T-T)
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