2006.12.7  一宮いっきゅうさんと新右ェ門よしださん

教会に行って来ました。
南青山ル・アンジェ教会というところで宮川浩さんと駒田さんにキーボードの吉田さとるさんの三人でライヴ(ショー)があったのです。
別のホールとかがあるのかなと思ったのですが教会のサイトを見てもそういうのはなさそう……と思ったら、本当に会場が礼拝堂でした。
私はキリスト教徒じゃないので、今まで教会の礼拝堂の席なんて結婚式の時しか座った事ないですよ。平日ですが満席でした。
正面に椅子とギターと譜面台とノートパソコンの載った台が二つずつ、そして左の方にキーボード。
そして三人が登場してまずは歌から始まり。
「俺達の未来」(僕達だったかも? そんな感じのタイトル)は今回のために宮川さんが作詞したみたいです。
最初歌詞が聞き取れない位音が響きまくっていてどうしようかと思ったのですが、なんとか調整してくれたみたいです(^^;)
二人とも黒っぽい服装。
今回は副題が「未来ポスト」で、未来をテーマにした曲を数曲。
未来がテーマの歌をカラオケボックスで二人で探したそうです(^^;)
歌い始める前に駒田さんから、皆さんよく知っている歌だと思うので「よかったら皆さんも一緒に歌わないで下さい」というコメント付きでした(笑)
「未来予想図U」とあと何だっけ……「瞳をとじて」がありました。
「瞳をとじて」については歌の後に駒田さんが宮川さんに「未来」ってついてないと突っ込み、宮川さんが「歌いたかったんだよ」と。
そして歌っているのは、というので駒田さんが「平井堅」と言うと「未来堅でしょ?」……で、続いて映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌だという話になり、主人公を演じたのは? と聞かれた駒田さんが「森山未來」……と(笑)
そんな小話(?)もありました。
もう一曲歌いたいんだけど、と駒田さんがKiroroの「未来へ」。
この曲は、いつだったか随分前にも駒田さんがライヴで歌った事があり、その時は(私が)ボロ泣きした過去があります。
終わった後に「ベタだね」などと二人で話しつつ、次の準備。
ノートパソコンの載った台をそれぞれ前に持ってきて、二人とも揃いの紺色(?)の作務衣を上だけ着て、朗読劇に入ります。

朗読劇「未来ポスト」
駒田さんが「吉田カンキチ(カンまでしか覚えてなくてカンジと最初書いたのですが、カンキチだったみたい……漢字はわからず)」という人で、自分にしか見えない「未来ポスト」というものを発見し、誰に出せばいいのか判らず自分と同じ名前の人に手紙を出す、その手紙の朗読から始まります。
ちなみに駒田さんは第二次世界大戦中に生きています。
そして、現在でそれを受け取った同姓同名の「吉田カンキチ」さん(宮川さん)が同じくポストを発見して返事を書き、その後ノートパソコンも送って何故かメールやチャットで二人のやりとりが始まる……という時を超えた二人の男の話。
現在のカンキチさんはミュージカル俳優を目指していて、大道芸をやりたかった(戦時中のためできない)過去のカンキチさんに頼まれて舞台の写真をメールに添付して送ったり(その時のアンジョルラスやテナルディエに関するトークが笑えました。でもマリウスに関してはなかった……)ミュージカルの曲も何曲か送って、その一部を宮川さんが歌ったり。
「レ・ミゼラブル」の「彼を帰して」とか。送られてきた曲でこれが気に入りました、と駒田さんが歌ったのは、多分「タック」の曲だった筈……ちょっと今曲名判りませんけど。

戦時中のカンキチさんは特攻隊に出撃してしまうのですが……私は「撃墜王ビリー」の中の曲を歌ってくれるんじゃないかとちょっと期待してしまいました。なかったけど……。
まあそれは飛行機で敵艦に突っ込むのと空中で敵の戦闘機撃ち落とすの違うから当然と言えば当然。
そういえばわりと近かった筈、ビリーやった時の会場(呟き)。
二人が同じ名前である必要があるのだろうかと思ったのですが、最後に判りました。駒田カンキチの妹の孫が宮川カンキチだったのです。なるほど。

短い時間でしたが楽しかったです。
やっぱり私はあの、舞台での演技中での歌とはまた違う、ライヴで歌っている時の駒田さんが大好きだなーと改めて思いました。
あの表情が好きなんですよ。
本当に久し振りのライヴで嬉しかったです。
短いですがこれくらいで〜。

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