2003.9.21 レ・ミゼラブル
本日昼のプリンシパル・キャスト
| コゼット
| 剱持たまき |
ジャン・バルジャン
| 石井一孝 |
マリウス
| 泉見洋平 |
ジャベール
| 高嶋政宏 |
テナルディエ
| 駒田一 |
エポニーヌ
| ANZA |
テナルディエの妻
| 瀬戸内美八 |
ファンティーヌ
| マルシア |
アンジョルラス
| 坂元健児 |
9月21日マチネ、10回目のレ・ミゼラブル行ってきました。
2階席は7月以来でしたが、久し振りに2階から見ると舞台の奥の方まで全体が見渡せてたまには良いものです。
初の石井さんバルジャンでした。
石井さんは以前マリウスだったんですよね。
多分1回位は石井さんマリウス見た事あるかも?(覚えてないけど)
石井さん、他の方のバルジャンよりも気性の激しさを感じました(特に最初の頃)。
今回2階席の前の方だったので、ひょっとしたら1階の前の方で見たりすると地の若さが気になってしまったりするのかな。後ろの方で細かい所までは判らないのでそういうのは気になりませんでした。歌もすごく良かったし。
石井さんのバルジャンは1回しか見る機会がないので、再演でまた見られる時まで待ちたいと思います。
毎回見る度に思うのですが、馬車が暴走してきて人々が逃げまどうスローモーションのシーン、音楽は鳴っているのですが皆ばらばらの時間軸に沿って動いてるように感じるのは私だけでしょうか。
ジャベールは高嶋さん。
後1回の観劇も高嶋さんなので他の方のジャベールを見る機会は再演までありません。
自殺のシーンで欄干越えてから両手離して、前のめりになって落ちそうになって慌ててまたつかまり直してました。でもその後すぐ手離して飛び下りるのですが。
歌い終わるまでは死ねないということ……(^^;)?
駒田さんのテナルディエ、パリのシーンでバルジャンに逃げられたジャベールに締め上げられて、前はそれだけだったのですが締め上げられたままジャベールにずるずると引きずられ、離されて勢い余ってでんぐり返ってその拍子に帽子が落ちました。
テナルディエは帽子を取る事ないので舞台上でこんなの珍しいんではないでしょうか。
普段帽子で押さえ込まれている髪が散って前髪が邪魔そうでした。
エポニーヌの年の娘がいる親父には見えないですね、あれはもう。
被り直してましたがいまいち普段と同じように被れなくて、退場する時帽子取ってました。
テナルディエって年齢不詳だー。
そうそう、石井さんの他にもう一人、今回初めて見たキャストがいました。
ガブローシュの吉武怜朗(れお)くん。
何故か全11回の観劇中彼は1回しか見られないという偏りにちょっとびっくり。
パンフによると宮里くんより学年1つ上、でも宮里くんより小柄で声高め。
歌は聞き取りやすいです。歌詞きっちり聞き取れた。
バルジャンが「彼を返して」歌ってる間に、床で寝ているガブローシュ(その前は椅子に座って寝てるけどグランテールにどかされる)の寝返りうって毛布はいでうつ伏せ寝が非常に可愛かった……。上から見てると余計に。
宮里くんはもうちょい動き少ないですよね。動かした腕がグランテールの足に触れて、毛布がずれたのに気付いたグランテールが毛布直してあげてましたが、吉武くんの場合足元まで毛布どけてました。特にグランテールに当たってはいなかったような。もちろんちゃんと毛布はいでるのは気付いて掛け直してあげてたけど。
あの状況下での眠りっぷりが幼い感じで可愛かったです。
結婚式のテナルディエは、落とした皿を給仕にぽいっと投げて渡して、給仕が受け取った瞬間に「ドロボー!」と叫んでました。で、その後マダムが今度はフォークだのナイフだの落とすと「上から降ってきたよ」などと言ってごまかしてました。
え、毎回同じ事書いてますか。微妙に違う所を読み取って下さい(笑)
ラストシーン、今年のレミゼで初めて泣いてしまった。
これまでもじーんとしたりうるうるしてしまう時はあったのですが、泣くとこまでは行かなかったんですよ、他のシーン含めて。
客席の状態(周辺の観客の態度って意味ですが)も良かったので気が散ることもなく、二階にしては舞台に入り込めたっていうのもあるかもしれませんが、舞台が良かったというのが一番ですね。他の日がより劣ってたという意味では全くないのですが。
今回は親を連れてきたのですが、「歌しかない」ミュージカルは初めてでも楽しんでくれたみたいですし、良かった良かった。
ちゃんと駒田さんも判ってくれたし。
(「囚人は判らなかった」って、2階席から精度の悪いオペラグラスで判ったらびっくりしますって(^^;)
あと見られるのはいよいよ残り一回だけです。
次は
千秋楽です♪