2002.1.12 新年歌いぞめライブ M・V・P!
南青山MANDALAへ駒田はじめさん&宮川浩さんのライヴを観に行ってきました。
私の2002年最初のイベントです。
お昼と夜と2回。
中央に椅子と譜面台が二つずつ、あとはバンドのセットで結構ステージは一杯。
新年でもありますし、現れたお二人は着物と袴姿でした。
駒田さんがグリーン系、宮川さんがグレー系の着物で、たすき掛け。
後ほどそれでハプニングなどもあったのですがきれいな色で良い感じでした。
ピアノ・キーボードが中島梓さん。
オープニングの曲が終わった所で譜面台の前にお二人が客席に見えるように出したのが、「カンペ 一」「カンペ ミヤ」。全部覚える時間的余裕が無かったようで……(?)。
「なんでお前がカンペミヤで俺はカンペーなの?」
「これはカンペ 一(はじめ)だよ」みたいなやりとりが(お昼の時は)ありました。
宮川さんがハードロックをやりたい、と言ったのがそのまま通ったとのことでハードロック・メドレー。
それが終わった後で、「これ王様じゃん」(爆)
全部日本語でした。はい。
「俺がやりたかったのディープパープルとかさ……」
その後も男性デュオありラブソングあり、ビートルズあり、この日の為の新曲ありと、豪華なひととき。
ビートルズメドレーは、今まで聴いたことない曲が一つ入っていました。
あれは何の曲だろう……?
(ビートルズメドレーと一口に言っても、毎回同じ訳ではないのです、念のため)
去年の11月に亡くなったジョージ・ハリスンさん追悼の意も込めてあるのだそうです。
お二人は普段自分のライブではミュージカルの曲は歌わないのですが今日は歌おう、と、「ミュージカルと言えばこれ」と歌ってくれた歌があります。
そうですね、本当に駒田さんのライブで劇中歌ってほとんど聴いたことがないです。
ゼロではないけど。
お芝居の中でその役で歌うのはともかく、ライヴの時の素の状態で歌うのは抵抗があるようです。
わからなくはないのですけどね。
で、歌ってくれたのですが、最初まったく聴いたことが無い曲で何の歌が始まるんだろう、と思っているところに始まった歌……。
某歌劇団の某ベルばらの某愛のテーマ(正式タイトル知らない……)(^^;)
いやあ、意表をつく展開でございました(笑)
曲が終わったあと。
「……確かにミュージカルの曲だよ。」
「……宝塚じゃん」
いやいや、私宝塚はテレビでちょろっとしか観たことないので、それはそれで楽しいのですが。
そして前述したハプニングとは、二人がギターを取り出した時に起こりました。
構えようとしたときに発覚した衝撃の事実。
袴だと足が組めない……(汗)
袴で滑りそうになるので苦労してました。
そっかあ、日本の着物って足を組めるようには作られてないのですね。
これはちょっと新たな発見(何か違う)でした。
去年出た駒田さんのアルバム「The Bridge of Heart」の中からは「見えない橋〜The Bridge of Heart〜」を歌ってくれました。アルバムの中に入っているものの中で私が一番大好きな曲です。
他の曲も好きなのですが、これが一番好き。
なのでとっても嬉しかった(^^*)
っていうか、お昼の部の時やっぱりこれ聴いて予想通り泣いてたし、私……。
さすがに今はCD聴いても泣かないんだけど、多分生で聴いたら泣くだろうなと思っていたら、案の定でした(^^;)
でもこれってラブソングでしょうか?
宮川さんが色々おっしゃってましたが、これってラブソングじゃないと思うのですが。
夜の部の時に宮川さんが言った解釈「別れたんじゃなくて田舎に住んでて都会に行っちゃったんだね」はお昼に言ったのよりは近いと思いますけど。
「ちょっとカルチャーショックだった」というのがそれに対する駒田さんのお言葉。
あともう一つ。
お昼の部の時、「翼をください」でもうるうるしてました、私。
順番的には「見えない橋」よりこっちの方が先だったのですが。
この歌聴いて泣きが入ったのも初めてです。
多分駒田さんの歌声には一種の魔力があるのです。
変な言い方かもしれませんが。
頭の中の冷静な別の部分でそんなことを考えながら、聴いていました。
(普段涙もろい人間じゃないんですよ私、念のため書きますが。)
本人曰く、「歌はきっちり、居酒屋のノリでトークはだらだらと」楽しかったのでした。
だってほんとに本人がそう言っていた訳で、別にけなしている訳では……(^^;)
ファンとしては色々喋ってくれると嬉しいので何でもオッケーでございます(^^*)
時間制限があって(と言っても多少延びていた)、もう一曲おねだりはできなかったので、また近い内にライブやって下さーい。
今度CD中心のライヴやってほしいです。
切実なお願い。
いやいや、でも素敵な一日を過ごしました。うっとり。