2001.10.21  West Side Story〜ライヴ版〜

大阪の江坂ブーミンホールで、ミュージカルカンパニーOZmateの「West Side Story」ライヴ版を見ました。
これは駒田さんがゲスト出演されていたので張り切って大阪まで足を伸ばしたものです。
ライヴ版ってどんなのかなーと思いつつ、かつて1度だけ行ったことのある会場へ。
整理券配付の上の全席自由席。
四列目のセンター通路脇の席に座れました。
ライヴ版だけあって歌とダンスはあるけれど別に台詞は無く、OZの辻井奈緒子さんが合間にストーリーを知らない人のために話の説明を加えながら進めて行きました。
今回駒田はじめさんと高谷あゆみさんがゲストで出演されていました。
駒田さんと高谷さんは、今回初めて一緒に仕事されたそうです。
「初めまして、駒田はじめと申します」
なんて舞台上で二人で挨拶などしてました。
高谷さんの「『天狼星』とか観ました」の言葉に思わず笑ってしまいました。
もう一度観たいなあ、「天狼星」……(と、一瞬頭が別の世界に飛んでいく私)。
高谷さんは神戸出身なのだそうですが、駒田さんは「コテコテの大阪人」と評された流暢な大阪弁(しかし、大阪出身ではない)で、息の合った二人のトークはまるで漫才のよう……。
いやあ、楽しかった。

OZのみなさんはまだプロといった段階ではなくて、ミュージカルのプロの実力者を招いてライヴショーをやりましょう、という趣旨のものだったので、駒田さんと高谷さんの存在感がひときわ目立ちました。
やっぱりすごいです、お二人とも。
歌でもトニーやマリアを一人の人が通してやるのではなく、色々な人がやってました。
駒田さんはWest Side Storyのロゴの入った黒いTシャツの上に黒いシャツ着てました。
トニーやるときはTシャツの上に水色のジャンパー。
トニーとマリアの出会いのシーンのダンスを駒田さんと踊った子がどうでしたか、と訊かれて「幸せでした」と答えたのはすごく正直で良いなあ(^^;)
合間合間にトークを挟んでいたのですが、Coolを駒田さんが踊る前に、
「Coolなんかも日本語の訳でやればいいのにね。『冷たっ!』とか」
という話を勿論冗談ですがしていましたが、それはさすがにどうだろう(^^;)
「Cool」、ものすごくかっこよかったです。
さすがに辻井さんが「これは是非駒田さんに」と言われただけある男のダンス。
これだけでも大阪まで来てよかった〜、という感じ。
「Tonight」や「Somewhere」と、素敵な歌もたくさん、カツラ被って老人化した駒田さんと高谷さんの二人の「Tonight」も楽しかった(^^)
昼の公演1度見ただけでちょっと淋しかったのですが(全部で4回やってた)、でも素敵なステージでした。

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