旧朝香宮邸

(東京都庭園美術館)




2018年5月、東京都庭園美術館の本館である国の重要文化財・旧朝香宮邸を見てきました。
朝香宮邸として建てられ、朝香宮家の方々が転居された後は
首相公邸や迎賓館として使用され、昭和58年に東京都庭園美術館として公開されました。
年に一度建物公開されているそうで、開催中本館内の写真撮影OKだったのです。
写真はクリックすると別窓で少しだけ大きくなります。


 

玄関を入って受付を出ると、正面には小さなスペースと洗面台。
横の方に扉があり、中は見られませんでしたが来客用の化粧室だそう。
奥の壁というかガラス窓の向こうは階段なのですが、ここの椿のデザインがとても可愛いです。



大広間に見えるのがルネ・ラリックのガラスレリーフの扉。
玄関側(外側)が表なのですが、そちらから撮ると反射で自分が映り込むのでこちらから。


 

先程のガラスの壁面は、階段側から見るとこんな感じです。
次の間の香水塔は、水が流れでる仕組みになっていて、上部の照明の熱で
香水の香りを漂わせていたという逸話から香水塔と呼ばれていたそうです。床はタイル。

 

そしてその隣の大客室。シャンデリアはルネ・ラリックの《ブカレスト》。
写真は部屋の端の方で撮ったので、もっとずっと広いです。
マックス・アングランのガラス扉も素敵(上部の飾り部分はレイモン・シュブ)。

 

大客室のさらに隣、大食堂。
随所に食べ物のモチーフが使われています。



照明はこれもルネ・ラリックの《パイナップルとざくろ》。

NEXT

ALBUM
ATELIER
HOME