7月1日(金)〜3(日)

暑い。
ふと自室の温度計を見たら部屋が36度ありました。

TVが他に面白そうなものが何もやっていなかったので、「新アリゲーター 新種襲来」を途中からですが見ていたらかなりアレな映画でした。
新種のワニに噛まれてワニ人間どころか完全にワニになってしまうのを見て「C級映画……」と家族が呟く。
そしてワニになりかけてる人に噛まれた人もワニになる。吸血鬼か。

森川久美「シメール」文庫版読みました。
読んだことないかと思ったけど、読んでたらちらほら記憶に残っているシーンがあって、どうやら過去に読んでいたらしい。
友達に借りたのかなあ。
子供の頃両親を殺されて奈落に落とされた青年の復讐譚でございます。

7月4日(月)〜16日(土)

4日は銀座ヴァニラ画廊へ「シリアルキラー展」を見に行ってきました。
凶悪殺人犯たちの絵や手紙など200点以上を集めたもの(日本人のものはなし)。
思ったより盛況でした。
何十人分あったんだろう、稚拙なものも多いですが、それらの中に潜むものを考えるとなんとも言えない感じがします。
パンフレット付きだったのですが全員分の解説はなかったと思われ、解説じっくり読んでました。
アイスの棒で寄木細工みたいにした置時計はすごいと感心(でも刑務所内でこんなに大量のアイスの棒集められるのか……)。
性犯罪込みの殺人鬼も多いのに君いいの? っていう若い子来てたけど……。

そして8日はシネマ歌舞伎「歌舞伎NEXT 阿弖流為<アテルイ>」観てきました。
劇団☆新感線の中島かずき作・いのうえひでのり演出というもの。
見ててやはりちょっと新感線を彷彿とさせるものがありました。
阿弖流為が市川染五郎さんだったのもあって余計に。
面白かった。
阿弖流為(市川 染五郎)と坂上田村麻呂(中村 勘九郎)がばんばん見栄を切っているのを指摘されて二人して「それはさがだ」とか答えていて笑いました。
いや別に歌舞伎だからいいんじゃないの?
シネマ歌舞伎久し振りでしたが、シネマ歌舞伎は上映期間が短いので焦ります。
でも今年は「牡丹灯籠」とワンピースも見たい。

11日、名梁和泉「二階の王」読了。
以前読んだ「ぼぎわんが、来る」に第22回日本ホラー小説大賞の総評が乗っていて、「ぼぎわん」は大賞だったのですが「二階の王」が優秀賞で面白そうだったので、これも読んでみたら面白かったです。
まあ、一部の人間だけが見ることが出来る普通の人には人間に見える化物化した人間(もしくは人間になりすました何か)、というのは珍しくない気もしますが、タイトルから予想した話とは違ってて面白いです。怖くはないけど。
ちなみにこの時の読者賞は、これも読んだけど期待外れでした……。
それだけ何故か2巻3巻出てたけどそれはもういいや。

友人宅で漫画読んでました。
「百姓貴族」2〜4。1巻は確か電子書籍で無料の時に読んだ筈……いつだか忘れたけど。
私も持って行ったよ(そして置いてきた)。

7月17日(日)〜20日(水)

18日(月・海の日)は、銀座までマリアの心臓人形大展覧会「犬神左兵衛の密かな愉しみ」を見に行ってきました。
マリアの心臓は4月にも天野可淡『復活譚』出版記念で「聖キアーラの予兆」というのをやっていたのですが、体調不良で行けなくて(T-T)、今回もカタンドールが少しはいるみたいだったのでこれは行かねば! と。
ドールじゃない可淡さんの作品がどーんとあってびっくりでした。
木馬(いや、木じゃないが)と、何て表現すればいいんだろう、タワー? がありました。作品集のどれかで見たことはあるのですが、うん、良い。
あと入り口に後ろが兎の顔になってる両面のヘッドがいました。多分「KATAN DOLL」に載ってる子。
進んでいくと部屋の奥の両脇に斜めにかけられたはしごにカタンドールが一人ずつ。
右に少年ガブリエル、左に少女。
この子(少女)、両腕がありませんでした。なくなっちゃったのかな、劣化しちゃった子も多いみたいだし。
出口と入り口が同じなので、部屋を出て他の部屋の人形を全部見てまた同じ道を引き返し、もう一度戻ってきたら待ち構えていた少女と目が合いましたよ。
ガブリエルはとても良い顔でした。天使の持つ名を持つ小悪魔な感じ。
天野さんの作品は少なくて別の人形の方が沢山ありましたが、基本私は天野さんの作品目当てなので。
でも山本タカトさんの幽霊画がありました。彼の絵も結構好きなのです。

20日は「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」観てきました。
初っぱな登場したのが海の上の帆船だったので、一瞬「パイレーツ・オブ・カリビアン」観に来たのかと錯覚しましたよ……。
タイムが良いキャラでした。
チェシャ猫が某人を連想させて仕方なかった。
元々あまり期待はしていなかったので、そこそこ楽しめました。
そしてエンディングがおしゃれだった。
しかし、ディズニーといってもアニメじゃなくてメインのターゲットはお子様じゃないと思うのだが、アニメの時同様に吹替しかやってない劇場とかなんなの。
字幕やってるとこまで足をのばしちゃったよ。
あ、この前「阿弖流為」観に行った時も思ったけど、「ジャングル・ブック」が気になる。これは吹替で見てみても面白いかも(キャストを見ながら)。

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