12月1日(火)〜7日(月)

3日、フェルディナント・フォン・シーラッハ「カールの降誕祭クリスマス」読了。
書店で、「ドイツでは、クリスマスに最も殺人が多い。」っていう帯が付いて積まれてて、すごく気になったのです。
短編三本。
薄いしイラストの占める割合も大きいのですぐ読み終わります。
印象は、「おしゃれブラック」(^^;)
装丁きれいなんです。おしゃれ。
そして中身はブラックです。淡々とナチュラルにおかしくなって殺人犯になっちゃうような。
シーラッハの生涯薄氷の上で踊っているという文が考え深い。

12月8日(火)〜12日(土)

そろそろまた髪切りたいなあ。
でも風邪引いた……。
そしてずっと胃がおかしい。胃薬あまり効かない……。
去年も今頃胃がおかしかったなあと思いつつ、病院には行ってない。

9日、高橋克彦「火怨かえん 北の燿星アテルイ」上巻読了。
間に別の本読みながら、結構時間かけて読みました。
多分下巻終わるまでも時間かかる(まだ手つけてないし)。
朝廷側の登場人物の名前が非常に読みにくくいので、ページめくると最初のだけまたふりがな振ってくれてるのが親切で嬉しい。

11日、田村理江「うす灯」読了。
東逸子さんの絵が見たくて読んでみた。
うす灯という名前の骨董品店に置かれる品と愛にまつわる短編集。
心にしみる良い話が多いです。そしてなぜ最後にそう落とすのだ……!
店主の話し方が見た目に反して下種っぽいのが気になる。

12月13日(日)〜15日(火)

そういえばこれ、ジョニー・デップが出てるんだよね、話知らないけど。と、思いつつ借りてみた映画「夜になるまえに」。
キューバからアメリカに亡命した作家レイナルド・アレナスの同名の自伝を元にした映画です。
レイナルドがかかった病名は出なかったけど、ゲイだしエイズかなと思ったらやっぱりそうみたい。
ジョニー・デップは、ゲイの囚人の運び屋(直腸にものを隠して外に送る)ボンボンとビクトル中尉の二役。ボンボンはレイナルドの原稿を5回運んだらしい。
なぜ二役なのか良くわからないけど。
ラストシーンは、これは史実なの? いや、Wikipediaにはレイナルドは自殺したと書いてあるな、詳細はわからないけど。

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