1月1日(火)

あけましておめでとうございます。
たいして更新も変化もないサイトですが今年もよろしくお願いします。

本日は「レ・ミゼラブル」映画版観てきました。
客席にこんなに人がいっぱいの映画館で映画見るのってものすごく久し振り。
とりとめなく思いついたこと書きます。
ネタバレ嫌な人はこの先読まない方がいいですよ。



舞台とどんな感じに違うのかと思っていましたが、予告編に出てきた船のシーンから始まり、ここでバルジャンの怪力ぶりを表現。
新しい曲もちょっと追加されてました。
「夢やぶれて」が「ラブリィ・レイディ」の後に入ってる! とか、「スターズ」ここに入るのか! とかありましたが、舞台版で省略されている部分を見る人に解りやすく補完していたり(幼いコゼットを連れたバルジャンがフォーシュルバンに修道院で匿ってもらうとか)話を知らない人にもとっつきやすくなっているのではないでしょうか。
あとパリで象が出てきた時これはひょっとしてガブが弟といたあれか? と思ったらやっぱりガブ登場。おお、こういうやつなのか、もっと半分くらいの大きさかと思ってた。
しかしファンティーヌ、工場で他の人みんな地味な色の服着てるのになんで一人でピンクなのよ。派手だよ。
「夢やぶれて」をファンティーヌが歌う娼婦のベッド箱型で狭くて棺桶っぽい。
スターズと自殺はどちらもジャベールは高いところぎりぎりを歩いていて、曲もそうですが他にも相似を見せつつ心情は正反対なのを表していたり。
というか、セーヌ河って川の中にあんな丸い段差本当にあるんですか? あれって溺れ死んだんじゃなくて浅いところで頭打ってそのまま深みに落ちたように見えたんですが。
砦が落ちた翌日、ガブの死体の襟元にジャベールが自分の制服に付けていたバッジ(あれってどんな意味を持つバッジなんだろう。何かの勲章?)をつけてあげるところがちょっと泣けました。
ラスト、ファンティーヌがお迎えに来て、バルジャンがこと切れた後歩き出すとその先に司教様が待っている、そしてそのまま民衆の歌へ……。
司教様……!
あれで涙腺決壊というかそれよりも嗚咽を堪えることに専念しました……。あれはやばい。
でも民衆の歌でそのまま終われないのが映画というもので、その後のエンドロールで一瞬で涙引っ込みました。
エンドロールの最初の方の曲は民衆の歌にして、もう少しじわじわ引き戻して欲しかったよ……。
私舞台版ではマリウスは岡田さんとか泉見さんが好きなんですが、今回の映画版マリは全く心惹かれないマリウスでした(しょぼん)。
このマリのどこがいいのよ、エポ……。
マリウスの手紙はエポニーヌではなくガブが届けてました。
映画も舞台と同じくガブがエポニーヌの弟とは表現されてないんですけどね。
しかし映画ガブはかわいいです。
ジャベールがスパイと教えるだけでなく、志願兵としてやってきたバルジャンが疑われた時、彼を「知ってる」と言ってました(手紙届けた後だしね)。
あ、ガブの最後の歌は昔のバージョンの歌でした。でも拾った弾を投げる事もできず撃たれてしまいます。
映画版レミも良いです。
そして今年は舞台新演出版もありますよ!

「絶望名人カフカの人生論」読了。
これは面白い。
新年から(暮れから)ネガティブなもの読んでますが、これが面白い。
カフカってこんな人だったんですね。
中高生(多分高校?)の時カフカの「変身」読んで、虫になった原因もわからないしぶつけられたリンゴが取れなくて腐って人間にも戻らず死んじゃうし、何なんだ、何が名作なんだと思ったけど、ああ、こういう人がああいう話を書くんだなってなんとなく納得。
「変身」しか読んだことないけど、でもちょっとカフカの手紙とか集めた本は読んでみたくなったかも。

1月2日(水)

本日は毎年恒例、お墓参り。
一日がかりなので疲れます。
でも本読めた。
工藤美代子「なぜノンフィクション作家はお化けが視えるのか」読了。
著者の不思議な体験が色々書かれた本です。
魔性の人形は人をだますというのが興味深い。
本当は恐ろしい顔をしているのだけれど、やさしい顔と思わせて買わせる。やさしい良い顔に見えた人形が家に帰ったら恐ろしい顔をしている、良い顔の仏像だと手を伸ばそうとしたらそんな気味の悪い顔のものを買うなと止められる、という。
自分の目も信じてはいけないのですね……。
掛け軸でもそんなことをやったそうです、買って帰ってきたら「あれ幽霊画じゃない」とか。
そして霊を追い払うのは白檀の香り(お香)、呼び込むのは伽羅だそうです。
ふむふむ。
あれですね、追い払うのは犬で呼び込むのは猫とか、それと似たような感じですね。
ただこの本、読みやすいし内容は面白いのですが、どうも著者の性質が受け付けない。
性格というかものの考え方というか。なんとなくお友達になりたくないタイプです。

電車の中で見かけた女性が文庫本を読んでいたのですが、片手で持って読むのはいい(私も片手で持って読みます)、でも開いた真ん中の下部を持って読むのやめて! ページが折れるー! と内心思いつつ見てました。
中心近くで1枚ずれたのを押さえつける形で持っていたので間違いなくページにしわが寄ってるよ。
そりゃ自分の本をどう扱おうが勝手だけどさ。
でもあの持ち方じゃもう一方の手使わないとページめくれないよね。

昨日某ブッ○オ○が閉店セールやっていて思わずCDを5枚ほど買ってきたのですが、1つ中身が違うもの入ってました。
しばらくあっち方面いかないよなーどうしようかなー。
安かったからそこまでの交通費の方が高くなるんだよね……。

昨日の続きで映画レミの話。
リトルコゼット歌上手かった&可愛い。
テナルディエはコゼットの名前をコレットとかコージェット(だっけ?)とか毎回間違え、マダムテナルディエにコゼットと訂正されてました。
覚えてもいないのね……。
宿屋の中はゲロとかある分舞台版より汚い(^^;)
そしてあんなてんやわんやなのね。生きてる猫の尻尾切ってミンチにするとか酷い。ていうかソーセージじゃないのですね。
そして下水道でテナルディエのソロがない!!
えええ。
尺に収めるためには仕方ないのかしら……。
完全版が後から出たりしないのかしら。

1月3日(木)〜11日(金)

一週間以上開いてしまった……。

ちょっと、「レ・ミゼラブル」から山口さんが降板してしまいましたよ!
なんかすごいショック……。
詳細がいまいちわからないだけに心配です。

本日、NHK BSでやった「火怨・北の英雄 アテルイ伝」を見てみました。
最初が現代から始まったので、チャンネル間違えたかと思いましたよ。
それにしてもいくら東京の人間だっていい年した大人が「蝦夷」を全く知らない訳ないでしょ。普通中高生だって知っとるわ(知ってますよね? 中学生は無理か)。

原作の高橋克彦さんの「火怨」は読みたいと思いつつまだ読んだことがないので内容の比較はできませんが、なんか衣装とかセットとか薄っぺらで安っぽくて、歴史番組とかの再現映像並にチープで作り物感が酷いです。
見てて恥ずかしい。
そりゃ大河じゃないけど、もうちょっと力入れて作れなかったのか。
あとアテルイが若作り(^^;)
初回とは言え、もうちょっとカリスマ性の片鱗を出せないものか。
まああと3回なので続きは一応見るつもりです。

そう言えば大河1回目も一応見ました。
女性が主役の大河はつまらんと思っている人間なので期待は元々していませんでした。次回予告見て2回目でもう大人に変わるんだーと思った私。
多分今年も真面目には見ない予感。
……今「みないよかん」と入れて変換したら「皆伊予柑」になってちょっと楽しかったです。

そうそう、この前に書いたCDの件、店方面に出かける予定ができたので行って返金してもらいました。
同額のもので欲しいのあったらそれと交換でもいいかなと思ったのですが、目ぼしいものはあらかた買われててあまり残ってませんでした。
でも本も70%オフだったので2冊買ってきましたよ。

1月12日(土)〜15日(火)

暮れに注文した「ホビット」のサウンドトラックがようやく届きました〜。
海外発送なので、そろそろだと思っていたんですよ。
日本盤でなく輸入盤のスペシャルエディション。
なかなかパッケージがかっこいいです。
でもCDの出し入れ大変そうなので、別にケースを用意した方がいいかな。
16日2回目観に行くのでその前に1回聴きました。
いやー、嬉しい。
解説はともかく、歌詞も日本語訳ないけど。

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