レ・ミゼラブル in コンサート　４

2004.7.20 千秋楽
プリンシパル・キャスト		コゼット	剱持たまき
ジャン・バルジャン	今井清隆	マリウス	岡田浩暉
ジャベール	岡幸二郎	テナルディエ	駒田一
エポニーヌ	坂本真綾	テナルディエの妻	峰さを理
ファンティーヌ	井料瑠美	アンジョルラス	今拓哉
東京公演の千秋楽です。 宿屋のシーンで駒田さん最初の登場時、「いらっしゃいませ」とかその日によって色々な事を言ってましたけどこの日は声なしで口パクで、多分あれは「お待たせしました」だったのかな？？（違うかも。自信なし。） その直前、リトルコゼットの歌を見守ってる風に見えました。 駒田さん客席下りて回った時、最前列に座っていた女の子を抱き上げた後にステージに戻っていきました（いや、人さらいじゃないですよ……）。 「うぬぼれ野郎……」の所では、中央のマイク1本だけをわざとかたまたまか判りませんが、ぐいと立てたら真っ直ぐじゃなくてちょっと左上に曲がってた（爆） そしてそれを真っ直ぐに立て直して更に客席の笑いを誘い、その上マイクを元に戻さずにそのままにして、前に自分の椅子を持ってきて椅子の上に立って歌ってました〜。 歌終わった後峰マダムになにやってんのよ！って感じでお尻叩かれ、椅子からおりていました(^^) 次のシーンまで椅子置いておいてちょっと今井さんにその椅子倒して欲しかったけれど、さすがにそれはありませんでした（それじゃ既にコンサートじゃなくて芝居か）。 峰さんが椅子を元の位置に戻してました。 そして！ 結婚式に給仕登場！！ アンジョルラスは今さんだったのですが、結婚式の時に千秋楽サービスなのか今さんが給仕姿でアンジョルラスの定位置に銀のお盆を右手に捧げ、立っていました。 そしてテナルディエ夫妻が登場すると客（つまり座ってる他キャスト）に優雅に一礼して袖に去っていきました。 カツラは流石になかったけど、前がひらひらの白いシャツに黒いベストの給仕さんでした。いいものみた♪ しばらくしたらアンジョルラスの格好で暗闇に紛れて戻ってきました。 どうも東宝公式サイト見ていたら、このあとの大阪の公演ではこの給仕、毎回やるようになったみたいですね？　羨ましい……。 今さんのアンジョルラスも結構好きです。 過ぎた日に乾杯でグランテールが歌った後、アンジョルラスが無言でグランを見て、目をそらして背を向けてしまうグランに手を伸ばそうと左手を上げて……、でもそのまま手を下ろしてしまう。 こんなことしてたアンジョルラスは今回のコンサートで今さんだけではないかと思います。 千秋楽なので今まで触れてなかった他のところもちょっと書いてみます。 グランテール役の伊藤さん。髭もなくなって髪形も去年と全然違って別人のようでした。 確かに私去年の「レ・ミゼラブル」ではグランテール伊藤さんより阿部さんの方を多く観ましたが、何度観ても同じ人に見えない……。私の判別能力かなり低いです……。 バマタボアが出てきて歌う時、いつもステッキを水平にしてそれでマイクを上に上げるのが好きでした。 そして特筆すべきはガブローシュ役の局田さん。 去年は全て子役のガブローシュで観たので、初めて大人の演じるガブローシュを見たのですが、小さいですねー。本当に違和感なく少年に見える……。すごいですね。 あと個人的に注目してたのは清水さんです。 本公演の時はクラクスーだったのですが、今回のコンサートではプルベールでした。 このコンサートの構成だと本公演の時の役だとかなり出番削られるんですよね。馬車もないし、ヒモの台詞なくなってるし。なので今回役変わっててちょっと嬉しかったり。 清水さん以外にも本公演とコンサートで役が変わっているアンサンブルの方は結構いましたが、多分これは８月からの「ミス・サイゴン」に出演する方がほとんど参加出来ない事によるのだと思います。またコンサートではなく舞台やる時にはどういう配役になるのか判りませんけれど。 カーテンコールはワンデイモア2回歌って（2回目は字幕なし）、カーテンコールの回数も多かったです。 最後にジョン・ケアードが出てきてひとしきり客席から拍手を浴びた後、身振りで拍手を静め、「オツカレサマデシタ」と言ってみんなを笑わせてくれました。 駒田さんが受けてました(^^) もうこの時には駒田さん、テナルディエのエプロン取って手に持ってて、岡さんはコートを脱いでました。 この日は目の前の人が座高ならぬ頭高が高くてとてもとても中央が見にくかったのが辛かったです。中央のマイクの前に立った人ははっきり言って顔見るのがやっとでした。 身体なんて全く見えません……（泣）。 それだけが心残りでしたが、良い千秋楽でした。

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