2001.4.22  新☆タイムトンネル〜再演〜
            THE CONVOY SHOW Vol.19

赤坂ACTシアターでザ・コンボイ・ショウの「新☆タイムトンネル」再演を観て来ました。
コンボイ初めてなんですよ、私。
すっと一度観てみたかったのですが、チケット取るの大変で、これ。
どんなのなんだろうと楽しみにして行きました。

会場に着くと、既に沢山の人。
グッズもいっぱい売ってました。
ふと見ると客席左側のドアの外が「History Zone」だったかな? そんな感じの、これまでの公演で使った衣装や、その時の写真などが飾られたスペースになっていて、中に入るついでにそこを通って行ったのでした。
そして始まり。
ダンスから始まりました。
コンボイのメンバーの方々が客席の3つ(多分)の扉から登場した途端の歓声にちょっとびっくり。
ここはコンサート会場か〜!?

ダンスの後は今村ねずみさんの部屋にシーンは変わります。
ねずみさんを除いたコンボイのメンバーがそれぞれのお父さん(既に亡くなっている方も、ご存命の方も)を演じ、ねずみさんの夢の中で一緒に月に行って息子達に負けない>ショウをやる……というような(あ、こう書くとすっごい簡単そう)お話で、前半はみんなが出会って自己紹介などして仲良くなったところでそういえば自分は死んだんだと思い出す人あり、死んだ覚えはない人(まだ生きてるので)あり、そこにねずみさんが現れるんですね。これはねずみさんの夢の中なのです。
で、後半は大部分が月面でのショウ。
なんだか懐メロというか、グループサウンズあり美空ひばりあり、山本リンダあり、歌以外にもありましたけど。
さすがに役的にその年代だけあって最近のはないですね。
衣装どんどん変わるし、女装で踊っちゃうし(足細いなあ……)、面白い!
かと思うと和太鼓まで出てきてしまうんですね。
これは、迫力です。7人での和太鼓。
は〜……。
お腹に響くのです、すっごく。
その時舞台上方から実際のメンバーのお父上の写真パネルが降りてきたりして、でも照明の具合(なのか、席が端の方だったからか)でよく見えなかったパネルがあって残念でしたが。
右近良之さん(だったのかなあ……。コンボイ見たの初めてで、いまいち誰が誰やら判ってないのです、すいません)がトランプシャッフルしたり腕の上にスッと並べたりしているジェスチャーしながら色々喋っている(これもショーの一部)時、私達の後ろに座ったおばさま方が「あれは、何をやってるのかしら、全然わからないわ」などと話しているのを聞いて、(ああ……わかんないんだー…)と思ってしまったのですが、うーん、わかんないかなあ。
Miki House Presentsということで、ねずみさんが自室で使ってるバスタオルがミキハウスのロゴ入りだったり、ショウの中でみんなが赤ちゃんを抱いて出てきて(もちろん女装)、しかも全員赤ちゃんの名前が「ミキちゃん」という……ある意味露骨な(^^;)ところもありましたが、まあ、これは純粋な意味でのお芝居ともちょっと違ったもの(と私は理解しました)だしね、こういうのもアリではないかと。
ラストの方の、藍色の宇宙空間に星が散って月の浮かんだ舞台がすっごく綺麗でした。
良かったし凄かったし面白かったし。
個人的には植木職人してた徳永邦治さんが良かったなあ。
なかなか良い一日でした。

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