棺桶型変形豆本


棺桶

巷にハロウィングッズが出回り始めた頃に百円ショップで棺桶の形の小さい入れ物を見かけまして、
条件反射で買いました、二つ。
二つなのは予備があると安心するからです。
特に使う目的はなかったのですが、これに合わせた豆本を作りたくなって作ったのがこれです。




エンジ色の画用紙発見したので、見返しはエンジの画用紙。
「魔女の夢」で使ったコウモリの消しゴムはんこをこれにも飛ばしてみました。
ちなみに本文用紙は「魔女の夢」の函のくるみ紙と同じもの。



中のページにも一か所だけコウモリが飛んでいます。
こちらは私が作ったものではなく売っていたコウモリスタンプです。



黒い棺桶に黒表紙の豆本を入れると地味なので、内側を暗い赤に塗りました。
本当は布を貼った方が良いのですが既に豆本作った後だったので、
布を貼って内側が狭くなると本が取り出せなくなる恐れがあるので塗るだけで諦めました。



普通に背を付けると棺桶の形から崩れるので、最初はこんな感じの蛇腹にしようかなとも思ったのですが、
それはそれで取り出す時びろーんってなりそうなので変更。
表紙と裏表紙は別に作り、背表紙に厚紙を入れるのをやめてクロスのみに。
ちょっと糊の跡がついてしまいました……。
背と表・裏表紙を別に作るのは「ドイツ装」というらしいですよ。
これもドイツ装のうちに入るのかわかりませんが。


以下おまけ。

最初に表紙と裏表紙を作りました。
黒の布表紙です。
裏打ちの様子は省略。
四角くなくて六角で、角が多い分布が重なる部分がちょっと増えるので、なるべく薄くなるようにカット。



次に本文を作ります。
こんな変形の紙に文字を印刷するのは面倒なのでやりません、左右のページの角度違うし。
四角い本と違って後からカッターで形を整えるのは棺桶の形が崩れるので、最初から紙を重ねて折った状態で棺桶の形に切り出します。
三枚一折りを4組で24枚48ページ。



表紙が寂しいな、と入れ物の蓋と被りますがクロスチャームのトップのカンをニッパーで切り取り、瞬間接着剤で接着。
本当はコウモリが良かった……。
でも持っているコウモリのチャームは両面のもののみで、裏が平らなものがなかったのでした。



本文を糸でかがります。
これまたやったことないのでネットを検索しまくりました。
ちょっとゆるい気がします。今後の課題。
糸は黒にするか赤っぽくするか悩みましたが、ボルドーの糸を使いました。



背に寒冷紗と、表紙と同じ黒のクロスを貼り、クロスの厚みがあるので平らになるように余白に紙を1枚貼り表紙と裏表紙を貼り付けて乾くまでプレス。
その際チャームを貼るのは最後にすれば良かったな、とちょっと思いましたがまあなんとか。



完成して棺桶に入れてみるも、本開かないと本は黒いし棺桶も黒いし地味すぎるので中を赤で塗ることに。
蓋がはめ込み式のため縁まで塗ると削れてしまうので、縁は3mm位マスキングテープでマスキング(マスキングテープの本来の使い方である。)して、少し黒とメディウム混ぜたアクリルガッシュで塗りました。
ちょっと角の部分はマスキングテープの貼り方が甘くて色が入ってしまったので、はみ出した部分は更に黒で塗りました。
塗る前にやすりを掛けたりしなかったので、元々の跡も残ってるしうっすら黒がすけてますが良しとします。





本の厚みは棺桶の深さと比べて大分薄いのですが、蓋の分もあるしあまりページ数多いと
初挑戦でかがる自信もないのでこれくらいの量で。
棺桶に豆本を入れても大分余裕があります。

NEXT

MINI BOOK
ATELIER
HOME