ジャベール

From “Les Miserables”

ジャベール

「レ・ミゼラブル」のジャベール警部です。
コートの中の制服が大変そうなので作るの躊躇しましたが、
失敗したら諦めようと決行。
そしたら案外自分的には「傑作?」って感じに仕上がりました。




コートを脱ぐとこんな感じです。
上着の前のグレーの線を出すのに、小さいので刺繍するのも糸を貼りつけるのも
なんだしと考え、フェルトの上に一回り小さい黒い布を貼って作成。
結果的にはこれで正解だったと思います。
ボタンの数は半分に減っています。シルバーのアクリル絵の具です。



下水道出口でバルジャンを待ち構える。

横から見るとこんな感じ。もみあげは短め。



マリウスが死に掛けているのでバルジャンを行かせてあげます。

リボンは5ミリ(6ミリかも)のサテンリボンを半分に切って結び、
これ以上ほつれないように透明マニキュアを塗ってあります。



全体図をもう一枚。
転がってるのは警棒です。持たせるために糸付き。
コートのボタンは刺繍糸で玉止めしたもの。数は本来より2つ少ないです。
裏は糸が目立たないように黒いペンで塗ってみました。


以下おまけ。

警棒は爪楊枝を切って色塗ったものです。
ジャベールの何が大変って、私がキューピーいじり始めてから初のロングブーツですよ。
しかもブーツの中にズボン入ってるし。どうしろと……!
悩みまくりました。
身長を伸ばすためではなく足を長くするために伯爵と同じく足を切って中にストロー仕込んで3ミリかそこら伸ばしています。
モデリングペーストで足指隠してから太股の脇にフェルトを貼ってブーツより膨らむようにズボン履かせて、下半分を黒糸でぐるぐる巻きに。
それから糸を巻いた部分と足先までを全部盛り上げメディウムに黒混ぜて塗り固めました。
糸の跡を完全に消すにはモデリングペーストの方がいいと思うのですが、そうすると足先無くなってしまうんじゃないかと思いまして。これくらいが限界かなーと。

ジャベールがコート無しで出てくるシーン少ないので上着の後ろの細かいところが去年までの記憶でははっきりせず、今年の舞台でじっくり観察してしまいました。
ジャベール、白髪混じりじゃない髪の方がいいかなとも思ったのですが、そうすると帽子も作る必要があるしと悩みこうなりました。
髪の毛つけたキューピーに着脱できる帽子を作るのは難しい……。

某ジャベールファンの友人にプレゼントです。
一つ作って力尽きました。




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