イサシコ(赤毛)

From “AKURO”

イサシコ

「AKURO 悪路」という舞台で駒田さんが演じていたイサシコ(赤毛)です。

アテルイが殺された後坂上田村麻呂に投降し(た振りをして)、
田村麻呂に仕えてそこでは「赤毛」と呼ばれています。
本当の名はイサシコでアテルイ亡き後の江刺蝦夷えさしえみしの長。
この格好は赤毛バージョンです(半本性出し)。
いやもうかっこよかった!
心の中で「赤毛ー!」と叫んで製作決定。作りました。




横から見るとこうなります。
布取っても結び直せるように少し布長め。
本当は頭巾(?)被っていますが、これに被せるとあまりにも嵩張るので無しです。
この状態のシーンも一か所あるし。



片目を覆った布を取るとこうなります。
痣か火傷の跡ですが、目は見えているので多分痣だと思います。
決してオペラ座の怪人でもKISSでもロードウォリアーズでもない(え)。


以下おまけ。

ストラップにしてみた。
こうすると多分すぐ壊れると思いますが、壊れたら捨てる事を前提にしています。
いえ、作ったものに愛はありますけどね。

これまで作ったフェルト以外の頭の人形の髪には普通の糸を使っていましたが、今回はちょうどいい色の糸もなかったのと、柔らかい糸の方がいいという事をこれまでに学んだので刺繍糸です。
そのままだと太いので半分にして三本取りで巻いていったのですが、3本ずつまとまってしまうので、せめて2本でやるべきだったなあ、とまた学びました。
太い方が巻くのは楽なんですけどね。

足元は地下足袋です。
カッターで切り込み入れてみましたが、判りにくい……。

それにしても袖が無い衣装は着付けが楽だなあ(笑)
ちなみに今回材料費で一番高かったのは、腰を結ぶのに使ったリボンです。

上の3枚の写真の背景は、十和田湖畔中山半島の山の中で撮った写真です。
胆沢はそれより下の方なので微妙に地理違いますが東北には違いないし、雰囲気出るかなーと置いてみました。

そして今回、キューピーさんが一体お亡くなりになりました。
小さい穴程度なら大丈夫なのですが、頭削る時に勢い余って頭蓋骨陥没(補修不能な大穴)、更に片腕ちぎれてバラバラ死体に……合掌。




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